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子連れ韓国旅行の常備薬 持ち物リストと持ち込めない3種

子連れ韓国旅行の常備薬を、持っていくものと現地で買うものに分けた持ち物リスト

子連れ韓国旅行の常備薬は、日本から全部持っていくべきか。荷造りで、親がいちばん迷うところです。

実は、日本の薬には韓国へ持ち込めない成分があります。成分を見ずに詰めると、空港で没収される薬が出ます。

もくじ
  1. 結論から言うと
  2. 子連れ韓国旅行の常備薬は、持つ・買うで分ける
  3. 日本の薬で持ち込めない成分3種類
  4. 持ち込む量と入れ方 — 6瓶か3か月分が上限
  5. 機内では、液状の薬は100mlが分かれ目
  6. 夜中に足りなくなったら
  7. まとめ
  8. 参考にした公式情報

結論から言うと

子連れ韓国旅行の常備薬は、成分表示を見てから、旅行日数+数日分だけ元のパッケージのまま手荷物に入れるのが基本です。

解熱シロップや絆創膏は韓国の薬局・コンビニで買えるので、荷物を減らせます。持っていく薬と現地で買う薬を分けると、荷造りがぐっと楽になります。

子連れ韓国旅行の常備薬は、持つ・買うで分ける

韓国では子ども用の解熱シロップ(アセトアミノフェンのタイレノール系、イブプロフェンのブルフェン系)が、処方箋なしで薬局で買えます。24時間営業のコンビニでも買えます。

一方で、日本のいつもの薬をそのまま持てば安心、とも言えません。韓国で買えるものを表にしました。

品目韓国での買い方
解熱鎮痛薬薬局・コンビニ(子ども用シロップ)
絆創膏薬局・コンビニ・スーパー
経口補水薬局のレスキュライト(健康食品扱い)

日本のOS-1は特別用途食品で、韓国の一般のコンビニでは基本的に扱っていません。病院で使う経口補水液(페디라액)は処方箋が必要な専門医薬品です。薬局の棚にあるレスキュライトは処方箋なしで買えますが、位置づけは健康食品です。

年齢の線引きも日韓で違います。日本の子ども用バファリンチュアブルは3歳以上15歳未満で、添付文書では3歳未満は服用しないこととなっています。韓国のブルフェンシロップは、満2歳未満は服用前に医師へ相談することになっています(食品医薬品安全処の登録情報)。

日本は3歳未満が不可、韓国は満2歳未満が医師への相談と、線引きが違います。用量や年齢の判断は、かかりつけ医の指示が先です。

子連れ韓国旅行の常備薬を、持つもの・買うもの・持ち込めないものに分けたチェックリスト

日本の薬で持ち込めない成分3種類

持ち込みの落とし穴は、次の3つです。

  • アリルイソプロピルアセチル尿素を含む解熱鎮痛薬

韓国では規制対象の成分に分類され、個人用でも持ち込めません。摘発されると押収・廃棄です。

関税庁(クァンセチョン/관세청)は2025年4月に、日本の「イブ」の持ち込み禁止を発表しました。対象は「イブA錠」「イブA錠EX」「イブクイック頭痛薬」「同DX」で、「イブ ショット プレミアム」は、YTN報道によると当該成分を含みません(2025-04-11)。

ロキソニンSプレミアム、バファリンプレミアムなども、同じ成分を含む例として紹介されています。商品名は箱の名前でなく、裏の成分表示で見てください。

一方で、アセトアミノフェン系、イブプロフェン単剤、通常のロキソニンS、バファリンAは、該当成分を含まないと紹介されています。

  • 風邪薬・咳止めに入るコデイン類など

デキストロメトルファン、ジヒドロコデイン、コデインのいずれかが入ったものは、事前承認なしでは持ち込めないと案内されています。子ども用シロップも、成分表示にこの名前があるかどうかで分かれます。

  • 睡眠薬・抗不安薬などの処方薬

ゾルピデム、ジアゼパム、アルプラゾラム、ロラゼパムなど、麻薬類に分類される成分を含む薬が該当し、食品医薬品安全処(식품의약품안전처)の事前承認が必要です。日本の医師が処方した薬でも同じ扱いです(在ノルウェー韓国大使館・関税庁の案内)。

この事前承認は、駐日本国大韓民国大使館のオンライン申し込みで受け付けています。法定処理期間は10営業日なので、入国の10営業日前までには申し込む必要があります。必要書類はパスポートのコピー、航空券(e-ticket)、医師の診断書、処方箋などです。

承認された薬は機内持ち込みの手荷物としてのみ搬入でき、許容期間は最大90日です。10営業日は約2週間なので、航空券を取ったらすぐ動くのが現実的です。

持ち込む量と入れ方 — 6瓶か3か月分が上限

入国時の目安は、自己使用の医薬品で「6瓶、または用法上3か月分以内」です(仁川空港本部税関〈인천공항본부세관〉の免除範囲。米ドル800の免税範囲に含まれます)。

旅行日数+数日分なら、この上限に届くことはまずありません。

入れ方は2つです。

  • 元のパッケージと説明書のまま入れる
  • 預け荷物ではなく、機内の手荷物に入れる

税関の問い合わせ先は、仁川空港の第1旅客ターミナルが032-722-4422、第2旅客ターミナルが032-723-5119です(日本から+82、頭の0を除く)。

機内では、液状の薬は100mlが分かれ目

日本発の国際線では、医薬品は液体物制限の適用除外と案内されており、機内で必要な量に限って持ち込めます(国土交通省航空保安対策室Q&A)。検査員へ申告すると、処方箋の写し、薬袋、診断書などの提示を求められることがあります。

  • 100ml以下の液状・ジェル状の薬

1L以下のジッパー付き透明袋に入れれば、申し出なしで他の液体と同じように通せます。

  • 100mlを超える液状の薬

透明袋は不要ですが、医薬品として検査員に申し出ます。

市販薬のシロップは、100ml以下の容器なら迷いません。100mlを超える市販薬は、100ml以下の容器に小分けにしておくのが確実です。

夜中に足りなくなったら

日本から持った薬が、夜中に足りなくなることもあります。

ソウルの公共深夜薬局は22:00〜翌1:00の営業で、市内に40か所前後あります。曜日限定の店もあります。夜中の1時以降に買えるのは、24時間営業のコンビニにある安全常備医薬品13品目だけです。

夜間・休日の連絡先は、119(救急車は無料。「Japanese, please」で通訳につながります)と、日本語24時間の1330です。

深夜1時を過ぎると、買える薬は13品目に絞られます。その時間に薬局を探し回らずに済むよう、解熱薬は手荷物に1種類入れておくと落ち着いて動けます。

まとめ

常備薬は、成分表示を見て、旅行日数+数日分を、元のパッケージのまま手荷物へ。解熱シロップや絆創膏は韓国で買えるので、荷物を減らせます。

出発前にやることは2つです。イブなどアリルイソプロピルアセチル尿素を含む薬を荷物から外すこと、睡眠薬など麻薬類を含む処方薬があるなら入国の約2週間前(10営業日前)までに申し込むことです。

薬を揃えても、受診にかかる費用の備えは別の話です。次の記事では、保険なしで受診した場合の韓国の医療費を、外来から入院までの幅で見ていきます。

荷造りの最後に、薬の袋だけもう一度のぞいてから空港へ向かってください。

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参考にした公式情報

この記事を書いた人

ソウルママ・キム — ソウル在住のワーママ。2歳の子を育てながら、日本のママたちに向けて授乳室・ベビーカー・離乳食のリアルな情報を届けています。 このブログでは、ソウルでの暮らしと公式情報を確かめたうえで書いています。

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