0歳・1歳と韓国を車で移動するとき、チャイルドシートは大丈夫なのか。予約を進めるほど、じわじわ気になってくる不安です。
タクシーや送迎に必ず用意されているとは限らず、抱っこ紐で座らせてもいいのか迷う方も少なくありません。0歳・1歳と韓国を車で移動するとき、何が決まっていて何を用意すればいいのか、確認できた範囲で整理しました。
結論から言うと
韓国では0歳・1歳であってもチャイルドシートの対象から外れることはありません。6歳未満の子どもは幼児保護用装具を使ったうえで座席ベルトを締める、という決まりに年齢による除外はないためです。
抱っこ紐で子どもを抱えたまま座席に座ることは、チャイルドシートの代わりとして案内されている方法ではありません。
空港送迎やレンタカーを予約するときにチャイルドシートを依頼するか、レンタルサービスを利用すれば、装着した状態で車移動できるよう準備できます。
0歳・1歳と韓国の車移動 チャイルドシートの決まり
韓国の「道路交通法」第50条第1項では、6歳未満の幼児について、座席ベルトを締める前提としてチャイルドシート(幼児保護用装具)を装着させることになっています。0歳・1歳もこの年齢に含まれ、月齢による例外は設けられていません。
タクシーだからこの対象から外れる、と明記した条文は見当たりません。座席ベルトの適用除外規定はありますが、対象は乗客が酩酊や薬物の影響でベルトを着けられない場合などに限られています。
警察庁がタクシーなど事業用車両の取り締まりを緩やかにしているという報道も過去にありましたが、2018〜2019年ごろの情報にとどまります。法律上の決まりと、実際の取り締まりの運用は分けて考えたほうが、当日の判断がしやすくなります。
タクシー、レンタカー、送迎サービスのどれを使うときも、対象になる年齢そのものは変わりません。

抱っこ紐で乗せるのはどうなのか
子どもを抱いたまま車の座席に座ると、急ブレーキがかかったときに体を支えきれない、という物理的なリスクがあります。
JAF(日本自動車連盟)は、チャイルドシートを使わない場合、子どもがシート部分の金具に頭をぶつけたり、座席の下に転げ落ちたり、車外に投げ出されたりする可能性があると説明しています。
日本国内では、抱っこ紐で子どもを抱えたままの運転が道路交通法第71条の3-3の違反行為にあたる、とJAFは説明しています。これは日本の法律の話です。
日本のこども家庭庁も、たとえ短時間の乗車であってもチャイルドシート(ジュニアシートを含む)を使用するよう呼びかけています。空港からホテルまでの短い区間だからといって、省略していいという話ではありません。
こども家庭庁のページには抱っこ紐への言及もありますが、それは自転車に乗せる場面についてのもので、自動車に乗る場面の記載ではありません。
韓国の法律がこの点をどう扱っているかにかかわらず、抱っこ紐だけに頼らずチャイルドシートを用意しておくと、車移動そのものへの不安を減らせます。
タクシーや配車アプリはあてにできるか
カカオタクシーの公式サービス案内には、チャイルドシート付きの車両を指定できるという記載は見当たりません。
0歳・1歳を連れてタクシーや配車アプリを利用する場合、チャイルドシートが用意されている保証はないと考えて計画したほうが、当日動きやすくなります。
配車を呼ぶ前に、チャイルドシートの持ち込みが可能かどうかをドライバーや配車サービスに確認しておくと、当日その場で慌てずに済みます。
タクシーに乗る場面でのチャイルドシート義務そのものについては、別記事でくわしく整理しています。0歳・1歳の場合は、乗る前にどう備えるかが次の課題になります。
0歳・1歳連れが選べる対処法
韓国国内には、チャイルドシートを借りられるレンタルサービスがあります。空港で受け取れるところや、宿泊先まで届けてもらえるところなど、いくつかの形態に分かれます。
仁川空港(インチョン空港/인천공항)エリアでは、レンタカー会社が無料でチャイルドシートを用意している例や、育児用品専門のレンタル業者が新生児向けのベビーシートを貸し出している例があります。業者ごとに料金や受け取り場所が異なるため、予約前に比較しておくと当日慌てずに済みます。
宿泊先が変わるたびに違う業者を使う場合は、それぞれの受け取り条件を事前に確認しておくと当日の移動がスムーズになります。
チャイルドシートには、乳児期向けの後ろ向きタイプと、歩き始めてから使う前向きタイプがあり、月齢に合わせて選ぶのが基本です。具体的な体重・身長の基準は、レンタル業者や購入先で確認しておくと選びやすくなります。
空港到着からホテル、日帰りの外出まで、0歳・1歳連れの車移動をどう組み立てるかは、次の記事で全体の流れとしてまとめます。

まとめ
0歳・1歳もチャイルドシートの対象で、タクシーだから除外されるという条文は見当たりません。抱っこ紐は代わりの手段ではなく、送迎やレンタルで装着した状態を用意しておくことが基本になります。
次にすることは、利用する送迎やレンタカー、タクシーのどれでチャイルドシートを用意するかを、出発前に決めておくことです。
次の記事では、韓国国内でのチャイルドシートのレンタル方法と受け取り場所を具体的に紹介します。
よい旅を。
参考にした公式情報
- 찾기 쉬운 생활법령정보「자동차 승차 관련 운전자 준수사항」(韓国語)
- JAF公式サイト「チャイルドシートガイド いつまで必要?取り付け方は?」(日本語)
- こども家庭庁「自動車・自転車関連の事故」(日本語)
この記事を書いた人
ソウルママ・キム — ソウル在住のワーママ。2歳の子を育てながら、日本のママたちに向けて授乳室・ベビーカー・離乳食のリアルな情報を届けています。 このブログでは、実際に子どもと歩いて確かめたことだけを書いています。



