「金浦空港から子連れで、どうやって市内へ出るのか」。仁川の情報ばかりで、金浦に着いた後の動き方は意外と見つかりません。
仁川と違ってリムジンバスの直通がないぶん、最初の山場は空港から駅までの歩きです。そこを越えれば、行き先ごとの所要時間を覚えておくだけで足ります。
もくじ
結論から言うと
行き先が弘大(ホンデ/홍대)なら、空港鉄道(AREX)に乗れば乗り換えなしで着きます。明洞(ミョンドン/명동)へ荷物が多い日は、タクシーが楽です。
金浦空港(キンポ空港/김포공항)からソウル中心部へ直通するリムジンバスは運行がありません(2026年10月時点)。仁川と同じ感覚で探すと見つからないので、最初から地下鉄かタクシーで組みます。
- 弘大へ → AREX直通
乗り換えがなく、乗車は約15分です。
- 明洞へ・荷物が多い → タクシー
一般タクシーで約30〜50分、20,000〜30,000ウォン前後です。
- 明洞へ・予算を抑えたい → AREX+4号線
ソウル駅で乗り換えがあり、全体で約45〜55分です。
金浦空港から子連れで迷うのは「地下鉄に乗るまで」
金浦空港駅には5号線・9号線・AREXなどが集まっています。電車に乗ってしまえば、あとは行き先ごとの所要時間の話です。つまずきやすいのは、その手前にある国際線ターミナル(국제선 청사)から駅までの歩きでしょう。
国際線ターミナルの1階から地下連絡通路で駅へ向かいます。徒歩で約10〜15分、通路の両側と AREX のホーム側には動く歩道があります。抱っこやベビーカーなしで歩かせると、子どもには長い距離です。
駅の入口は、空港公社の公式案内で「国内線1階西側のエスカレーターで地下へ」と案内されています。国際線側からも地下通路でつながっているので、地上の道を回る必要はありません。
国際線ターミナルから駅へ 3つの手段
駅までの10〜15分をどう過ごすかで、到着後の体力が変わります。
| 手段 | 向いている人 | ポイント |
|---|---|---|
| 地下連絡通路を歩く | ベビーカーに子どもを乗せられる | 約10〜15分。動く歩道あり |
| 無料の電動カート | 子どもが歩けない・荷物が多い | 予約不要。満7歳以下の乳幼児連れが対象 |
| 無料シャトルバスで国内線へ | 地上から駅へ行きたい | 約5〜7分。12〜15分間隔で運行 |
ここで差が出るのが、電動カートです。空港公社の案内では、障がいのある方、満70歳以上の方、妊婦、満7歳以下の乳幼児(未就学児)を連れた方が対象で、予約なしで現場で乗れます。
区間は「空港地下鉄駅〜国際線ターミナル入口」と「空港地下鉄駅〜国内線ターミナル入口」です。1歳・2歳の子を連れた親は、そのまま対象に入ります。
無料シャトルバスは、国際線1階の5番乗り場から国内線へ、国内線1階の8番乗り場から国際線へ走る黄色いバスです。バスの所要は約5〜7分、運行間隔は12〜15分です。

行き先別 駅からの足
弘大へ
AREX の弘大入口駅まで乗り換えなしで、乗車は約15分です。長めに見ても20分以内に着きます。
保護者が同伴する6歳未満の乳幼児は、3人まで無料と案内されています(ソウル市)。
明洞へ
明洞は、金浦空港から直通の電車がありません。電車なら、次の3通りがあります。
- AREX → ソウル駅で4号線:全体で約45〜55分。乗車が約26分、ソウル駅での乗り換えが約10分(混雑時は15分)が目安です(Holafly、2026年8月)
- 9号線急行 → 銅雀駅で4号線:約45〜55分。朝夕は混雑します
- 5号線 → 東大門歴史文化公園駅で4号線:約50〜60分
AREX のソウル駅までの運賃は1,750ウォン(約190円)です。
ソウル駅のAREXホームは地下の深い階にあるため、乗り換えではエレベーターが混むという声もあります。乗り換えだけで10〜15分は見ておくと安心です。駅ごとのエレベーターの情報は、別記事にまとめています。
タクシーなら乗り換えゼロ
明洞まで、一般タクシーで約30〜50分、20,000〜30,000ウォン前後(約2,200〜3,300円)です。模範タクシーは30,000〜40,000ウォン前後(約3,300〜4,400円)になります。道路状況で時間が大きく動くので、渋滞する時間帯は50分で組んでおくと余裕が出ます。
(2026年9月時点、1,000ウォン≒110円)
電車との所要時間の差は5〜15分ほどです。違いが大きく出るのは、ソウル駅で乗り換えるか、車で座ったままか、という手間のほうです。ベビーカーと大きなスーツケースがあるなら、料金の差は乗り換えの手間の対価と考えられます。
乗り場は、国際線の建物の向かい側(国際線駐車場前の道路)にあります。ゲート2・3を出て、横断歩道を渡った先です。配車アプリを使う場合は、2階出発ロビーの GATE 1 の外に、黄色い「Ride App Pickup」の看板が立っています。
空港内で使える子連れ設備
電車やタクシーに乗る前に、空港で済ませておくことがあれば、公式の案内をまとめておきます。
- 授乳室・妊産婦休憩室:1階東側(ロッテリア横)、1階到着ロビー、3階東側、3階14番ゲート横。おむつ替え台、洗面台、浄水器、ソファがあります(韓国空港公社)
- ベビーカー貸出:国内線1階と2階の一般待合室の中央にある案内デスクで、身分証を預けて借ります
到着ロビーからロッテモール金浦空港店(롯데몰 김포공항점)までは徒歩約5分です。
モール内の授乳室とおむつ交換台は、GFとMFのフロアにあります。ベビーカーの貸出はサービスラウンジ(TGIフライデーズ前)で受け付けていて、モール内のスカイパークにはスロープとエレベーターがあります。
昼着で時間に余裕があるなら、モールで子どもを少し遊ばせてから移動に入る手もあります。
まとめ
金浦空港は、リムジンバスの直通がない代わりに、地下鉄とタクシーのどちらも選びやすい空港です。弘大へは AREX 直通で約15分、明洞は車で30〜50分、電車なら乗り換えを含めて45〜55分と覚えておけば足ります。
国際線から駅までの10〜15分を歩かせたくない日は、無料の電動カートが使えます。満7歳以下の乳幼児連れは予約なしで乗れます。
次は、到着してすぐネットにつなぐための、韓国eSIMの回線数を子連れ目線で書きます。
着いてからの30分が、その日の機嫌を決めます。よい旅を。
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📎 仁川空港からソウルへ AREX・リムジン・送迎をベビーカーで比較
📎 ソウル地下鉄のエレベーター全338駅 乗り換えは13駅に注意
参考にした公式情報
- 韓国空港公社 金浦空港 公式サイト(韓国語)
- 韓国空港公社 交通弱者移動サービス(韓国語)
- 韓国空港公社 妊産婦・乳幼児同伴のご案内(韓国語)
- ソウル市 交通料金のご案内(韓国語)
- 地球の歩き方 金浦空港アクセス(2025年12月更新)
- Holafly 金浦空港から明洞へ(2026年8月)
この記事を書いた人
ソウルママ・キム — ソウル在住のワーママ。2歳の子を育てながら、日本のママたちに向けて授乳室・ベビーカー・離乳食のリアルな情報を届けています。 このブログでは、ソウルでの暮らしと公式情報を確かめたうえで書いています。



