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韓国の夜間 子どもの急病 応急室・薬局・電話の3つ

夜間・休日の子どもの急病に備える、応急室・薬局・電話の3つを並べた図

「夜に子どもが急に具合を悪くしたら、病院は開いているのか」。子どもの急病を心配して韓国旅行を迷う親が、日中の受診より先に不安になるところです。

小児科が閉まる夜と週末に、どこが開いているのか。夜間・休日に使える場所と電話を、時間つきで整理します。

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もくじ
  1. 結論から言うと
  2. 夜間の子どもの急病、24時間開いているのは応急医療センター
  3. ダルビッ子ども病院は「夜の小児外来」
  4. 夜の薬局は10時から1時が目安
  5. 電話は119、通訳は「Japanese, please」
  6. 応急室に着いてからの流れと費用
  7. まとめ
  8. 参考にした公式情報

結論から言うと

夜間・休日の子どもの急病は、24時間開いている応急医療センター(応急室)、平日夜と週末に外来を出す달빛어린이병원(月明かり子ども病院/ダルビッ・オリニ病院)、夜10時から1時の公共深夜薬局の3つです。開いている時間がそれぞれ違うので、時間帯ごとに並べて見ていきます。

電話は119です。119の救急車は全国どこでも無料で、通訳を頼めます。1339は感染症の相談窓口なので、夜の医療相談には使いません。

3つの開いている時間を、時間帯ごとの図にすると次のとおりです。

夜間・休日に開いている場所を時間帯で比べた図

夜間の子どもの急病、24時間開いているのは応急医療センター

応急医療センター(応急室/응급의료센터)は、24時間・365日の運営が法令で義務づけられています(生活法令情報)。夜中の2時でも、日曜の朝でも開いています。

子どもが対象の施設としては、小児専門応急医療センターがあります。小児専用の人員・設備で、重症・中等症の小児応急患者を24時間診る施設です。2026年5月時点で全国14か所、ソウルにはソウル大学校病院・ソウル峨山病院・カトリック大学ソウル聖母病院があります(保健福祉部)。

応急室は、来た順ではなく重症度の順に診ます。KTAS(韓国型応急患者分類)で1蘇生・2緊急・3応急・4準応急・5非応急の5段階に分けるためです。軽い症状だと、あとから来た重い患者が先に呼ばれます。

受付ではパスポートを使います(krinsider、2026年)。夜はパスポートを、すぐ出せる場所に入れておきます。

ダルビッ子ども病院は「夜の小児外来」

ダルビッ子ども病院(달빛어린이병원)は、応急室ではありません。子どもの軽症患者に、応急室とは別に外来診療を出す、小児の夜間・休日診療機関です。対象は満18歳以下と案内されています(保健福祉部の運営指針)。

開いている時間は、多くの施設で平日は夕方から夜0時ごろまで、土・日・祝日も開きます。ただし施設ごとに違います(ソウル市、育児クルー)。蚕室(チャムシル/잠실)エリアにもあります。

応急室は24時間、ダルビッは平日0時ごろまでと、開いている時間帯が違います。

夜の薬局は10時から1時が目安

ソウル市が指定する公共深夜薬局(공공심야약국)は、運営時間が夜10時から午前1時です。25自治区に40か所前後あります(ソウル市)。365日開く店と、曜日が限られる店が混ざっています。

探し方は3つあります。

  • 応急医療ポータル E-Gen(응급의료포털) — 現在地の薬局を探して、運営時間と電話番号を見られます。
  • スマートソウルマップ — 公共深夜薬局を、自治区ごとに地図で見られます。
  • 손목닥터9988アプリ — アプリからもスマートソウルマップに進めます。

行く前に薬局へ電話して、「今開いているか」「今日は何時に閉まるか」を聞く流れが実用的です(make2t、2026年9月)。曜日限定の店は、その日に閉まっていることがあります。

日曜・祝日には、休日当番薬局(휴일지킴이약국)も開きます。公共深夜薬局の運営は1時までです。

電話は119、通訳は「Japanese, please」

119につながったら、「Japanese, please」と伝えます。「Interpreter please」でも通訳を介した対応になります(nugamag、2026年3月)。

119には文字や映像通話で通報する多媒体申告サービスもあり、外国人向けの3者通訳に対応しています(政府24)。対応18言語に日本語が入ると報じられています(デイリー、2025年7月)。

119の救急車は、消防署の救急隊なら搬送距離に関係なく無料です(生活法令情報)。保健福祉部が認可した民間の救急車は有料です。

1339は疾病管理庁の感染症相談窓口です。旧「応急医療情報センター1339」は2013年6月に廃止され、119に統合されています(保健福祉部)。

日本語で夜中に相談したい場面では、1330(観光通訳案内電話)が日本語・24時間で使えます。日本語対応の病院の電話番号も案内してもらえます(VISITKOREA)。

昼間の相談なら、ソウル峨山病院・セブランス病院・ソウル聖母病院の国際診療センターが日本語で電話を受けます。ただし受付は月曜から金曜の日中だけです。夜間・休日は、この電話では間に合いません。

119にかけるには、音声通話ができる回線がいる

ここで見落としやすいのが回線です。データ専用のeSIMには音声機能がなく、119の緊急通話は使えないと案内されています(richlifedatabase、2025年10月更新)。緊急時の連絡を重視するなら、音声通話付きのプランを選ぶよう勧められています。

代わりの手段は、宿の電話を借りることと、LINEやWhatsAppのWi-Fi通話です。

夜の受診先を探すには、データ通信が役に立つ

E-Genやスマートソウルマップで開いている薬局を探すとき、地図で応急室の場所を見るとき、翻訳アプリを使うときは、データ通信が要ります。

地図・E-Gen・翻訳アプリで夜の行き先を探すなら、渡航前にデータ通信用のeSIMを用意しておくと安心です。

応急室に着いてからの流れと費用

応急室では受付でパスポートを出し、重症度の判定を受けて、順番に診てもらいます。診療の順番は前の節のとおり、重症度が優先です。

費用は、保険なしで10万〜20万ウォン(約11,000〜22,000円)程度が目安です(2026年9月時点、1,000ウォン≒110円)。韓国の健康保険でも、軽症・非応急の自己負担は90%です(2024年9月13日から、健康保険審査評価院)。

非応急で応急室に行った場合は、応急医療管理料も全額自己負担になります。応急室とダルビッの費用や受付の仕組みの違いは、別の記事で比べています。

まとめ

夜間の子どもの急病に関わる場所は、24時間の応急室、平日夜と週末のダルビッ子ども病院、夜10時から1時の公共深夜薬局です。電話は119で、日本語通訳が使えます。1339は感染症の窓口です。

次にやることは3つです。滞在エリアの公共深夜薬局を、出発前にE-Genとスマートソウルマップで地図に登録しておくこと。パスポートを1か所にまとめておくこと。そして、119にかけられる音声通話付きの回線を用意しておくことです。

どの窓口に子どもを連れていくかの選び方は、「子連れ韓国 小児科と応急室、3つの違いで選ぶ」で書いています。

夜に開いている場所を知っているだけで、旅の夜は落ち着いて過ごせます。よい旅を。

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参考にした公式情報

この記事を書いた人

ソウルママ・キム — ソウル在住のワーママ。2歳の子を育てながら、日本のママたちに向けて授乳室・ベビーカー・離乳食のリアルな情報を届けています。 このブログでは、ソウルでの暮らしと公式情報を確かめたうえで書いています。

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