ソウルで2歳の子を育てながら働いているワーママです。韓国のオリニジップと幼稚園が実際どんなところなのか、わが家の毎日を通してご紹介します。
復職前にあわてて園を探した話や、まわりのママたちがいつ幼稚園に移るのかも、あわせてお話しします。
結論から言うと
オリニジップ(어린이집)は0歳から預けられる保育の場、幼稚園(ユチウォン/유치원)は満3歳から通う学校です。 共働きで0歳から預けるなら、最初の入り口はオリニジップになります。
まわりのママたちは、満5歳クラスから幼稚園へ移ることを考える人が多いようです。7歳クラスまでプログラムのあるオリニジップなら、そのまま通い続ける家庭もあります。
うちの子のオリニジップの一日
うちの子は、区が設立した国公立オリニジップの満1歳クラスに通っています。クラスの定員は10人で、こぢんまりした園です。
登園は9時から9時20分、降園は15時30分から15時40分ごろ。夫はフリーランスで、送り迎えは主に夫の担当です。私は今、時短勤務中のため、朝の支度をすべて整えて送り出しています。

まわりの家庭も、時間帯は大きく変わりません。ただ、共働きの家庭は8時登園・18時降園という子も多いです。オリニジップの基準保育時間は7:30〜19:30の12時間ですから、早い登園と遅い降園は制度の範囲に入っています。
降園後は、近所の遊び場に寄ってから帰る日もあります。

この日は晴れていて、うちの子の三輪車も一緒でした。9時から15時半まで園で過ごしたあとも、遊びはもうひと回り続きます。
園の様子は「キズノート」で毎日届く
韓国のオリニジップでは、キズノート(키즈노트)という連絡アプリがとても整っています。子どもの一日の様子や写真、そして毎日の給食とおやつの写真まで見られます。



先生にとっては、それも仕事の一部です。預けて働く親の立場からすると、本当にありがたい仕組みだと感じます。
使い方は園によって違います。うちが以前通っていた家庭型オリニジップと、いまの国公立は毎日更新してくれます。一方で、国公立でも1週間分をまとめて載せる園があると聞きました。園児の人数が多いところに、そういう傾向があるようです。
入園待ちは「生まれてすぐ」が目安
うちの子の入園までの道のりは、少しあわただしいものでした。
うちの子は10月生まれです。「まだ大丈夫だろう」と思い、待機の申し込みは翌年の1月ごろにしました。ところが、その年の10月の復職に合わせて9月に園を探してみると、どこも定員がいっぱい。実際に預けたい時期には、枠が空いていなかったのです。
幸い、近所の家庭型オリニジップ(가정어린이집)に空きがあり、約6か月お世話になりました。今年の3月に、家から近い国公立へ移っています。11か月の0歳児クラスで入り、17か月になった3月に満1歳クラスへ進級しました。
最近は、出生届を出した直後から待機を申し込む家庭もあるほど、競争が激しいと聞きます。申し込みは「アイサラン(아이사랑)」のアプリやウェブからできて、手続きはとても簡単です。
復職の時期が決まっているなら、生まれたらすぐに申し込む。 うちの経験から、一番伝えたいことです。
オリニジップと幼稚園、ママたちはいつ選ぶか
オリニジップと幼稚園の違いは、よく「保育と教育」と説明されます。ざっくり並べると次のとおりです。
| 項目 | オリニジップ(어린이집) | ユチウォン(유치원) |
|---|---|---|
| 通える年齢 | 0歳クラスから | 満3歳から |
| 位置づけ | 保育の施設 | 学校 |
| 時間の目安 | 7:30〜19:30の12時間が基準 | 教育課程のあとに放課後課程 |
| 3〜5歳の費用支援 | 月28万ウォン(約3.1万円) | 私立の場合、月28万ウォン前後 |
(2026年9月時点、1,000ウォン≒110円。満3〜5歳は基本支援単価で同額、どちらも同じ「ヌリ課程」を受けます。)
そのほか、ユチウォンは昼寝の時間がないと聞きます。オリニジップにはお昼寝の時間があり、うちはお昼寝用のお布団を用意しています。



うちは、今のところオリニジップを続けるつもりです。その年齢になったら、あらためて考えるつもりです。英語幼稚園(영어유치원)は教育費が高すぎて、候補に入っていません。オリニジップか一般の幼稚園に通わせながら、英語は別に習わせる予定です。
まとめ
0歳から預けるならオリニジップ、満3歳からなら幼稚園も選べます。まわりでは、満5歳クラスから幼稚園を考える家庭が多いようです。
申し込みは、生まれたらすぐアイサランから。復職日から逆算するより、生まれた日から数えるほうが安心です。
オリニジップの種類と入園の流れは、「韓国の保育園事情 オリニジップ7種類と入園の流れ」に書きました。そちらもあわせてどうぞ。
保育の毎日を知っておくと、ソウルの暮らしが少し身近になります。
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この記事を書いた人
ソウルママ・キム — ソウル在住のワーママ。2歳の子を育てながら、日本のママたちに向けて授乳室・ベビーカー・離乳食のリアルな情報を届けています。 このブログでは、ソウルでの暮らしと公式情報を確かめたうえで書いています。



