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【韓国の育児】離乳食キューブ 韓国式の冷凍保存が主流な理由

韓国の離乳食キューブ、1マス1食分の冷凍ストックを表した表紙

離乳食キューブは、なぜ韓国で定番なのか。「1マスずつ凍らせる」やり方が、日本の離乳食とどこが同じでどこが違うのか、気になって検索した方も多いと思います。

使い方を順に見ると、日本の作り置きとほぼ同じ骨格です。違いが出るのは、お粥を主役にする考え方と、容器の定番です。

もくじ
  1. 結論から言うと
  2. 「まとめて作って1食ずつ冷凍」が定着している背景
  3. 離乳食キューブの使い方 — 冷凍の流れ
  4. トレーと容器 — 日本にもあるもの、韓国で定番のもの
  5. 保存と解凍の目安
  6. まとめ
  7. 参考にした公式情報

結論から言うと

韓国の離乳食キューブは、3〜4日分をまとめて作り、シリコントレーの1マスを1食分にして冷凍する使い方です。 食べる日は、その日の分だけ取り出します。

キューブそのものは韓国独自の道具ではありません。日本にも冷凍ブロックトレーはあり、冷凍保存の基本ルールも日本とほぼ同じです。

韓国らしさは、ベースのお粥とトッピングを別々に凍らせる「トッピング離乳食」と、ガラスやシリコンの専用容器が家庭の定番になっているところにあります。

「まとめて作って1食ずつ冷凍」が定着している背景

韓国では、市販のベビーフードを使うより、家庭で手作りする親が多いと在住者のブログに書かれています。市販品は日本より種類が少なく、6ヶ月用と9ヶ月用が同じパッケージという商品もあった、という在住者の記録もあります。

ソウル在住者のブログは、離乳食用の保存容器について「国民の離乳食容器と呼ばれ、大量に作って一食ずつ入れて冷凍保存する」と紹介しています(My name is Blue、2018年6月)。出汁を大量にとって保存するパックや、ガラスの保存容器も必需品だそうです。

もう一つ、韓国式の離乳食はお粥がベースです。同じブログは、日本式より簡便で「基本三食お粥を作って食べさせればいい」という捉え方だと書いています。

毎回ゼロから作るより、まとめて作って小分けにするほうが理にかなっています。手作り志向、市販品の少なさ、お粥ベースという3つが重なって、冷凍ストックが定着したと読むのが自然です。

離乳食キューブの使い方 — 冷凍の流れ

一度に作る量は3〜4日分が目安で、韓国の離乳食解説サイト(ベベスナップ、2026年)でも同じ流れが紹介されています。

キューブ冷凍の流れ。まとめて作る、冷ます、1マスずつ入れる、凍ったら袋へ、当日解凍の5段階
  • 作る — 3〜4日分をまとめて調理します。
  • 冷ます — 熱いまま冷凍庫に入れると庫内の温度が上がるため、完全に冷ましてから入れます。目安は2時間以内です。
  • 入れる — シリコンキューブトレーに1マスずつ入れます。1マスが1食分になります。
  • 移す — 凍ったらキューブをジップ袋に移し、作った日と材料を書きます。
  • 使う — その日食べる分だけ取り出して解凍します。

1マスの量は、初期で10〜15g(1か月ほど)、中期からは30g前後です。初期・中期・後期で別々にトレーを買わずに済む、目盛り付きの大容量タイプも出ています。

1食分をそのまま「1マス」と数えられるのが、この方式のいちばん楽なところです。

トッピング離乳食は、粥と具を別々に凍らせる

韓国では「トッピング離乳食」(토핑이유식)という進め方も広く使われています。ベースのお粥と、食材ごとのトッピングを別々に作り、トッピングだけをキューブで冷凍します。食事のときにお粥へ加える方式です。

利点は3つあると、ベベスナップ(2026年8月)は書いています。

  • 食材ごとに冷凍するので、アレルギーの原因を特定しやすい
  • 食材ごとに、月齢に合った食感に仕上げられる
  • 食材の味を1つずつ覚えていける

トッピングの数は、初期で1〜2種、中期で2〜3種、後期で3種以上と案内されています。キューブが1種類ずつ分かれているので、組み合わせを増やすだけで進められます。

トレーと容器 — 日本にもあるもの、韓国で定番のもの

韓国の離乳食キューブトレーは、シリコン製が中心です。自イティ(ジャイティ/자이티、英字 JYTEE)は目盛り付きの大容量タイプで、初期・中期・後期を別々に買わなくてよいと紹介されています。冷凍・電子レンジ・食洗機に対応していることが公式サイトに書かれています。

퍼기(Purgi)の6マスタイプは、二重に密閉できる韓国製のシリコンキューブです。ユーザーレビューでは、1マス30〜40gほどと書かれています。

密閉容器なら、ダイソー(다이소)で手に入ります。シリコンパッキン付きで、1,000ウォン(約110円)から5,000ウォン(約550円)台です(2026年9月時点、1,000ウォン≒110円)。

離乳食専用ではなく一般の密閉容器ですが、ソウル在住の日本人ブログにも、ダイソーの容器に詰めて完成させたという記述があります(note、AKARI)。

一方で、日本にも離乳食の冷凍ブロックトレーはあります。アカチャンホンポは2026年5月11日に「離乳食冷凍ブロックトレー」を全国発売しました(4サイズ)。リッチェルにも「わけわけフリージングブロックトレー」があります。

アカチャンホンポの発表では、日本の親の悩みの1位は「洗いづらい」「凍った離乳食が取りにくい」でした(2026年5月、PR TIMES)。日本の親の悩みは、道具の洗いやすさと取り出しやすさに集まっています。

保存と解凍の目安

保存は、日本と韓国で同じ方向を向いています。

保存と解凍の目安は、次のとおりです(明治、ベベスナップ、育児クルーの案内より)。日本の厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」に準拠した案内では、冷凍は「1週間をめどに使いきる」「使うときは必ず再加熱する」、一度解凍したものは再冷凍しないと案内されています(明治)。

韓国の解説記事では、冷凍は1〜2週間以内が目安と案内されています(ベベスナップ、育児クルー)。冷凍庫の温度は−18℃以下です(育児クルー、2025年9月)。

項目目安
冷凍の期間日本は1週間をめど、韓国の解説は1〜2週間以内
冷凍前完全に冷ましてから入れる(2時間以内)。冷凍庫の奥に置く
解凍冷蔵庫で前夜から(8〜12時間)。急ぐときは容器ごと温水に浸すか、電子レンジでよくかき混ぜる
解凍後24時間以内に食べ、食べ残しは捨てる。再冷凍はしない

室温での解凍はしないと案内されています。加熱するときは中心まで温め、手首で温度をみます(ベベスナップ、2026年)。

冷凍に向かない食材として、豆腐・卵白・生野菜・乳製品・バナナが挙げられています。トッピングを選ぶときの目安になります。

日本の案内では、熱伝導率の高い金属トレイやアルミカップだと早く凍ると紹介されています(明治)。

まとめ

韓国の離乳食キューブは、3〜4日分をまとめて作り、1マス1食分で凍らせる作り置きです。骨格は日本と同じで、違いはお粥を軸にトッピングを別に凍らせる方式と、専用容器が定番になっているところです。

保存は冷凍1〜2週間以内が目安で、解凍は冷蔵庫で前夜から、再冷凍はしません。1マスは中期以降30g前後を基準にすると、量が数えやすくなります。

次にやることは、トレー選びです。1マス30g前後を基準に選ぶと、中期以降も量を数えやすくなります。

旅行中の準備は、持ち物リストの記事にまとめています。作り置きの知恵を借りると、離乳食の準備は少し気楽になります。

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参考にした公式情報

この記事を書いた人

ソウルママ・キム — ソウル在住のワーママ。2歳の子を育てながら、日本のママたちに向けて授乳室・ベビーカー・離乳食のリアルな情報を届けています。 このブログでは、ソウルでの暮らしと公式情報を確かめたうえで書いています。

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